こんにちは、皆さん。今日は『7つの習慣』から学んだ主体的な言葉の力についてお話ししたいと思います。
私たちが普段何気なく使っている言葉の中に、自分の思考パターンや人生の態度が表れていることをご存じでしょうか?
反応的な言葉と主体的な言葉の違いについて考えてみましょう。

言葉が持つ力

私たちの日常の会話や自己対話の中で使う言葉には、私たちの思考や態度が反映されています。
主体的な人と反応的な人の言葉の違いが重要なポイントとして挙げられています。
反応的な人の言葉には、自分の責任を否定し、環境や他人の行動に影響されやすい特徴があります。

例えば、「僕はそういう人間なんだよ。生まれつきなんだ。」という言葉。
この言葉の裏には「人はすでに決定づけられ、変わりようがない。だから自分の力ではどうにでもできない」という考えがあります。

また、「それはできません。時間がないんです」という言葉も同様です。
時間が限られているという外的要因に支配されているため、自分の行動に責任を持たない言い訳になってしまいます。

私の体験談

ここで、私自身の体験談をお話しします。
ある日、私は仕事で大きなミスを犯しました。そのとき、同僚に「時間がなかったから仕方ない」と言い訳してしまったのです。
しかし、その言葉を口にした瞬間、ふと自分が反応的な態度を取っていることに気づきました。

その夜、自宅に帰ってから『7つの習慣』を再読し、反応的な言葉の例としてまさに自分の言葉が挙げられていることに愕然としました。
私は自分のミスを環境や時間のせいにして、自分の責任を否定していたのです。

言葉を変えることで人生が変わる

この経験をきっかけに、私は自分の言葉を見直すことにしました。
まず、「時間がない」という言い訳を「どうやって時間を作るか」に変えました。
これは単なる言葉の変更に留まらず、自分の考え方そのものを変える大きな一歩でした。

例えば、以前は忙しいスケジュールの中で新しいプロジェクトに取り組むことを避けていました。
しかし、「どうやって時間を作るか」を考えるようになってからは、朝早く起きることや、無駄な時間を減らす工夫をするようになりました。
その結果、今まで以上に効率的に仕事をこなすことができるようになり、新しいプロジェクトにも積極的に挑戦できるようになりました。

自分の言葉を意識する

反応的な言葉から主体的な言葉に変えることで、私の行動や考え方にも大きな変化が生まれました。
反応的な言葉は、自分の力を制限し、他者や環境に依存する態度を助長します。
しかし、主体的な言葉は、自分の選択と行動に責任を持ち、積極的に問題解決に取り組む姿勢を促します。

例えば、「妻がもっと我慢強かったら」という言葉を「自分がどうすればもっとサポートできるか」に変えることで、家庭内のコミュニケーションも改善されました。
自分の行動に責任を持つことで、パートナーシップもより良いものになりました。

まとめ

『7つの習慣』が教えてくれるのは、言葉の選び方一つで私たちの人生が大きく変わるということです。
私たちの言葉は、私たちの思考や行動を形作る重要な要素です。
反応的な言葉を主体的な言葉に変えることで、自分の人生に対する責任感が高まり、より積極的で前向きな生き方ができるようになります。

皆さんもぜひ、自分の日常の言葉を見直してみてください。
そして、主体的な言葉を選ぶことで、自分の行動や態度を変えていきましょう。
言葉の力を信じて、より良い自分を目指していきましょう。